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移住者体験談

石川 紗智さん/神奈川から山形へ移住

知らない土地で暮らす不安

石川さんは神奈川県出身です。大学時代に知り合った宮城出身のご主人が山形で就職することになったのをきっかけに、山形で暮らすことになりました。
しかし、いざ生活を始めると、周囲に知り合いがいない状況が心細く、また、雪の多さや方言など神奈川とのギャップから、電話越しに実家に泣きついていた日々もあったといいます。それでも、ご主人と各地の温泉巡りをするなどやまがた暮らしを楽しむことや、自ら地域のコミュニティに参加して交友関係を築くことにより、石川さんの不安は少しずつ和らいでいきました。
移住して10年経った今では、神奈川の友人や家族と話していると、「なまったねえ」と言われることもしばしば。「知らず知らずのうちに染まってました」と、石川さんは笑顔を見せます。

人と自然の中での子育て

現在石川さんは7歳と3歳、2人のお子さんの子育て中です。お子さんが保育園に入園する前には、天童市の育児サークルに参加していました。やはり、自ら輪の中に飛び込むときには不安もありましたが、ママ友と子ども同士のコミュニティの幅を広げるために勇気を出したとのこと。
「山形は子育ての環境として恵まれているのでは」と話す石川さん。自然に囲まれ子どもの遊び場がたくさんあることはもちろん、子ども医療費の自己負担に関する助成制度も充実していることも、子育てするのに適していると感じているところです。また、山形の人びとの温かい人柄も子育てをやさしく見守ってくれています。お子さんと一緒に外に出ると、知らない方でも声をかけてくれたり、困ったことがあると助けてくれたりする。その親しみやすさが、都会で育った石川さんにとっては、とてもありがたいものなのだそうです。


お子さんと勉強中

趣味を通したつながり

もともと合唱をしていた経験から、現在もご主人とともに合唱サークルに参加しています。山形市や天童市の公民館で練習を行い、毎年コンクールにも参加しているそうです。サークルには県外出身の方も多く、やまがた暮らしの相談ができ、気持ちを分かち合える友達ができたこと、そして何より、趣味を通して、子どもや家庭以外のところでつながりができたことが嬉しいそうです。
生まれ育った土地でなくとも、子育てや趣味などを通してさまざまな人と出会い、つながり合えたことが、石川さんのやまがた暮らしを支えています。


合唱サークルに参加しています

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