1. ホーム
  2. 移住者の声
  3. 移住者体験談
  4. 上條 智広さん

移住者の声 移住者の声

移住者体験談

上條 智広さん/神奈川から山形へ移住

面白そう!という思い

神奈川出身の上條さんは、大学4年のとき、山形で若者支援のNPO活動を行っている方と出会い、一緒に活動しないかと声をかけられ、山形へ移住しようと決意しました。「考えるより先に行動するタイプ」だという上條さんは、山形での新たな暮らしにも不安はなく、「面白そう」と思う気持ちが強かったといいます。「まず山形の生活に慣れなければ」と考え、天童市にあるさくらんぼ農場での仕事を紹介してもらいました。聞きなれない山形の方言に苦労しながらも、夜はビニールハウスに隣接する見張り小屋で、泥棒からさくらんぼを守るという経験もしたとか。
その後、希望通り山形でのNPO活動に従事し、若者たちと社会との接点をつくる支援事業に携わる中で、山形の人たちとのつながりを深めていきました。


青空のもとで...

人生の最高の舞台のお手伝いを

現在、上條さんは、山形市の結婚式場で、ウェディングプランナーとして働いています。半年ほど前から打ち合わせを重ね、「どんな結婚式にしたいか」というお客様の思いを引き出すことで、最初はぼんやりとしていた式のかたちがはっきりしてくる過程を何より大切にしているとのこと。「数ある結婚式場のなかで、またウェディングプランナーもたくさんいるなかで、自分が担当させていただくご縁を感じます」と語る上條さんは、人生における最高の舞台を支える、おもてなしのサポートをしたいという強い意欲をもっています。
そして上條さんが最も仕事のやりがいを感じるのが、結婚式を終えた後。結婚式とその過程については、半年間お客様と寄り添った担当者だからこそ話せる話題であり、後日再会した際、それらの思い出話をできるのが一番嬉しいとのことです。

山形の人が好き

移住して8年になる上條さんは、山形での暮らしが自分には合っていると感じるそう。それは、人とのつながりの深さにあるようです。移住したてのころは、「山形の人はシャイなんだろうか」とも感じたそうですが、会話を交わす機会が多くなるなど関わりが深まっていく中で、お互いにがっちりとした信頼関係を築けることに気がつきました。移住して一人暮らしをしていたときに同じアパートのおばちゃんたちが、おにぎりや果物などをおすそ分けしてくれることに驚き、「都会で同じことをしたらきっと怪しまれてしまう。山形は人の温かみが日常的に感じられる地域なのだ」と強く感じたそうです。
また、つながりの強さも魅力だとか。一度信頼を得られれば、プライベートでも仕事でも次につながります。深くて強いつながりが新たな人と人とのつながりを生み、それが大きな可能性につながることも山形という地域の魅力だということを、上條さんは日々かみしめています。


上條 智広さん(神奈川県出身)

ページトップへ

ページトップへ