5. 雪道でのドライブ
山形では大都市ほど公共交通機関が整備されていませんので、交通手段として自家用車を利用する機会が多くなります。
このため、道路は除雪されていますが、雪道の運転には十分な注意が必要です。
雪道の運転って?
滑りやすい雪道での運転は速度を出さずに十分な車間距離をとりましょう。
急ハンドル、急発進、急ブレーキは厳禁です。多くの車がブレーキをかけたり発進を繰り返す交差点付近は圧雪された路面が磨かれツルツルになっているので、停止する場合は早めのブレーキ、曲がるときは慎重にゆっくりと!!
《参考情報》
県内の自動車教習所にはスキッドコース(※)を完備し、雪道教習を行っているところもあります。
※「スキッドコース」とは、雨や雪道などのスリップの怖さなどを体験し、安全なブレーキ操作やハンドル操作等の研修を行うプログラムです。
雪国で気を付けたいこと
雪用ワイパーってご存知でしょうか?
豪雪地帯では氷点下になると普通のワイパーではゴムが凍ってしまい、役に立たなくなってしまうことがあります。雪用のワイパーであれば、ゴムは凍らず、重い雪にも耐えられる丈夫な構造でフロントガラスについた雪を掃ってくれます。
寒いところで長時間車を駐車する場合は、ワイパーを立てておきましょう。凍結してフロントガラスにくっついて動かなくなる場合があります。
サイドブレーキを引かないで駐車しましょう。
凍ってしまってサイドブレーキが解除できなくなることがあります。
車に積もった雪は確実に落としましょう。
ウィンカーやテールランプなどが雪で隠れてしまうと他のドライバーや歩行者への意思表示ができません。
事故の原因にもなりますので、雪はしっかり落としましょう。
靴底の雪をとってから運転しましょう。
靴底に雪がついたまま運転すると、アクセルやブレーキペダルを踏んだときに滑りやすく危険です。きちんと靴底の雪をとってから運転しましょう。
雪道でのドライブで持っていると便利なグッズ
●スノーブラシ(反対側がアイスクレーバー(霜取り用のヘラ)になっているもの)
●スコップ(駐車場に積もった雪の除雪や雪道でスタックした時のため)
●懐中電灯(夜間のトラブルや、チェーンの着脱作業時に役立ちます)
●軍手・長靴(車の外で作業する祭に役立ちます)
●ブースター(冬季はバッテリーがあがりやすくなります)
●チェーン(万一の時に備えて)
●霜取りスプレー(最近では再凍結を防ぎ、曇り止めも兼ねている)