ジョージ・ヤマガタオンラインセミナー第8回
1 趣旨
山形県唯一の有人離島「飛島」。人口約170人、平均年齢71歳の高齢化する離島において、UIターンの若者が立ち上げた「合同会社とびしま」や、島民、行政、大学等が一体となってこれからの島づくりを考える「とびしま未来協議会」を中心に様々な新たな取組が進んでいます。今回は、飛島で始まりつつある新たなオンラインコミュニティや、現在飛島で展開されている「テックアイランド」、「おしゃべりアイランド」などの様々なプロジェクトについてご紹介します。
2 開催概要
形 式:ZOOMによるオンラインミーティング
開 催 日:4月1日のオープニングイベントから、毎週木曜日に定期的に開催
今後の予定:4月:8日、15日、22日
5月:6日、13日、20日、27日
6月:3日、10日、17日、24日
参 加 費:無料
参加方法:フォームより会員登録願います。
会員登録いただいた方には、イベントごとに
ご登録いただいたメールに開催概要とZoomIDを送付いたします。
3 プログラム
令和3年6月3日(木)18:00~19:30
登壇者一覧
合同会社とびしま
1988年山口県生まれ。大阪工業大学で建築やデザインを学んだ後、離島・飛島に移住。地域の産業、伝統文化、コミュニティ活動の支援を行う。2013年島のUIターン数名と合同会社とびしまを設立する。
2019年同社共同代表、とびしま未来協議会会長に就任。現在も島に暮らしながら主に企画、デザインを行っている。近年は特に島のオンラインコミュニティをつくる活動を推進している。
■とびしまアイランド
本間 当 さん
合同会社とびしま 代表社員
1981年飛島生まれ。魚ばかりに囲まれて育ったが、好きな食べ物は魚よりも肉。高校進学で飛島を離れ、その後、仙台で就職する。2011年の震災がきっかけとなり、家業の旅館を手伝うため飛島にUターン。しかし若者不足の飛島の将来が不安になり、島に若者の雇用を生み出すことを決意。2013年、合同会社とびしまを設立し代表社員を務める。子供の頃のような賑やかな飛島を目指して日々奮闘中。
渡部 陽子 さん
合同会社とびしま 沢口旅館女将
1984年飛島生まれ。潮風に吹かれ、魚介類を山ほど食べて育つ。高校進学のため本土(酒田市内)へ移住したが、大学在学時は様々な形で飛島と関り続けた。大学卒業後は市内で就職。2010年、市内のNPO法人に所属し、業務により再び島に関わることになる。2012年、しまcafé(現:島のカフェスペースしまかへ)の開店スタッフを担当したことを機にUターン。2014年、合同会社とびしまに入社し、しまかへ店長を経て、旅館の女将を務めている。
■テックアイランド
園田 潤 さん
仙台高等専門学校 教授
2005年東北大学大学院環境科学研究科博士課程修了。現在、仙台高等専門学校総合工学科教授。主として電磁波工学、AIによるレーダ画像処理に関する研究に従事。博士(学術)。IEEE、電子情報通信学会、電気学会、日本人工知能学会、日本地球惑星科学連合、日本自然災害学会、日本災害情報学会会員。
石井 智久 さん
株式会社石井製作所 代表取締役
2013年、国立大学法人長岡技術科学大学環境システム工学科修士課程修了。主にGIS、リモートセンシングを利用した河川・水田地帯の流出解析の研究に従事。2013年、株式会社石井製作所入社。現在、代表取締役社長兼研究部部長。農業の省力化技術を元とした密苗密播、無コーティング代掻き同時播種技術の開発・普及に従事。一般社団法人日本農業機械工業会会員。
齋藤 龍真 さん
テックアイランドの言い出しっぺ。
仙台電波高等専門学校(現仙台高等専門学校)→山形大学大学院→大手自動車メーカーを経て山形にUターン。
実は自動運転ラジコン大会で過去最高記録で優勝していたりする。
遠藤 靖典 さん
テックアイランドのソフトウェア担当大臣(?)
1991年酒田市出身、仙台電波高専を経て東京で6年下積み生活を送ったのち、令和元年にAIベンチャーのダーディット株式会社を設立、2020年に会社もろとも酒田に帰還。
ソフトウェアだけではなくハードウェアもわかる、歌って踊れる実力派アイドル的な存在を目指し、日々走り続けます。
■おしゃべり+擬人化アイランド
小川 ひかり さん
合同会社とびしま 飛島コンシェルジュ
1989年山形県東根市生まれ。東北芸術工科大学在学中より飛島に通い、民俗学的視点から島に関わる。2012年、大学卒業後に飛島に移住。2013年より合同会社とびしま所属。島のなんでも案内人「とびしまコンシェルジュ」を務めている。
宮島 梧子さん
高校2年生時に参加した「聞き書き甲子園」をきっかけに飛島と出会う。現在大学1年生。
庄司 桃音 さん
東北公益文科大学
■グッドライフアイランド
松並 三男 さん
鮭川村地域おこし協力隊。釣りや自然で遊ぶのが大好きで、海をきれいにしたいという想いから日本大学海洋生物資源科学科へ。海洋環境学研究室で漂着ゴミの研究をし、アウトドア業界で10年。現在は地域おこし協力隊制度を使い、鮭川村で鮭をテーマに活動中。
香坂 明 さん
美容業界出身。2017年に山形にUターンしてからは、大石田町地域おこし協力隊を経て、現在は山形市・米沢市の地域に関わる事業などに参画している。
趣味は旅行とキャンプ。最近の口癖は「遠くに行きたい」。
■アイランドtoアイランド
松本 一希 さん
NPO法人離島経済新聞社
1992年、海に面していない埼玉県生まれ。大学4年生の時に離島経済新聞社でインターンを始め、2015年4月に新卒で入社。以来、主には「うみやまかわ新聞」プロジェクト等の教育事業分野を担当。南西諸島や瀬戸内海の島々を中心にこれまで約110島を訪れる。訪れた島ではとにかく歩くことをモットーとしている。
志田 若菜 さん
taneCREATIVE㈱
元合同会社とびしま社員。結婚を機に佐渡に移住。