インタビュー

CASE

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これからの夢は暮らしの技や伝承を学び伝えていけたら

新庄市 起業 / 継業 地域づくり・地域交流 山のそば

横澤栄美(よこさわえみ)さん|ommune AOMUSHI(株)/おやさいcafé AOMUSHI

山形県新庄市出身。東京のマスコミ・映像制作関連の学校に進学、卒業後東京のTV番組制作会社に就職し、約8年間従事。昼夜問わずのハードスケジュールにより体調を崩し、実家の父母の勧めもあり、新庄市にUターン。
知人の紹介で知り合ったデザイン事務所を営む吉野敏充さんをはじめ、数人の仲間とcommune AOMUSHIを設立し、地方創生・地域活性化・地元の魅力発信など、多岐にわたり活躍中。
山形県尾花沢市の山奥にある神社の神主さんと結婚。現在の仕事が落ち着くまで二拠点生活中。
(R3年1月現在)

■ 最上地域のことについて

【雪国暮らしを満喫するとは?】
雪は地域のコミュニケーション。朝の雪かきから地域の人との会話が始まり、「今年は、あそこの雪かき道具がいいよ」「雪かきダンプ、あっちの店がいくらいくら安いよ」な~んて話をすることが文化の1つ。そんな会話が日常のなかでとても楽しいです。


【最上地域、新庄市の良いところは?】
外からいらっしゃった方々に言われることは、・食べ物が美味・食材のおすそわけ文化 家に誰もいない時でも誰かしらが置いていっちゃう(笑)・変わってる人・独特な人・個性的な人が多い(笑)という意見が圧倒的。

面積としては広いけど、いい意味で、とても狭い地域内での人とのつながりがあります。田舎だから、地方だからこそ、あの分野、この分野に精通している人が必ず地域内に存在する。だから疑問に思ったこと、新しいことをやろうとした時に、地域の人に聞けば、誰かしらが紹介してくれる。知ってる人がいたら頭をさげる文化。

買い物に行く店は限られてるから、知人と会うことが多くなり、必然的に買い物がすすみません(笑)いい意味で、相助の精神があるから、地方でも、雪が降っても、楽しんでくらせるのかな。

いい意味で、相助の精神があるから、地方でも、雪が降っても、楽しんでくらせるのかな。


【これからの夢や目標は】
嫁ぎ先が山の麓にありまして(笑)、そこには手付かずの自然の素材がたくさんあります。例えば編み細工に使える山ぶどうとか。そういったものを活用したモノづくりを通じて、地域の先輩である、おじいちゃん、おばあちゃん達に話を聞きながら、昔ながらの良いものを残して繋いでいけたら嬉しいです
山のものは地域の共有財産!地域伝承の宝なので、地域の周りの人達と一緒に、工房みたいな形ででも営んで、暮らしの技や伝承を学び伝えていけたらいいな 。

(R3.1月)

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